今日はみんなで料理をしました。
普段みなさんはどのようなものを口にしていますか?
スーパーやコンビニでついつい買ってしまうお菓子や揚げ物などを中心とした食生活では、圧倒的にミネラルなどの微量栄養素が不足します。(注:僕は管理栄養士ではありません)
この微量栄養素が不足するとイライラ、情緒不安、やる気の減退、暴れるなど、発達障がいや精神疾患にも似た症状が起きることがあります。
この微量栄養素は魚や野菜を丸ごと食べること(一物全体食)で摂取できます。
また同時に添加物や保存料などをなるべく避ける生活をすること、食物繊維を積極的にとることで腸内の環境が改善され、これらの症状を緩和させたり、アトピーや喘息などのアレルギーに効果が期待できます。
で、実際にどうすればいいのかといわれると、僕は「和食」をおすすめしています。
というわけで料理教室では和食をつくります。
いくつかコツを掴めば簡単です。
砂糖は使わず甘みは「本みりん」で出します。味付けは「出汁」「しょうゆ」「みりん」の割合を煮物や吸い物、乾物、丼などで変えます。お魚の煮物は出汁の量を水とお酒を半々に代えます。
材料は「まごはやさしいこ」を意識して作ります。一回の食事で全てをとるのではなく、1日で全ての種類を食べることができるのが理想的ですね。
ま・・・豆
ご・・・ごま
は・・・わかめ(海藻)
や・・・野菜
さ・・・魚
し・・・しいたけ(きのこ類)
い・・・いも(個人的には必要ないと思っていますが・・・)
こ・・・糀(菌類)
と、以上の説明をしてみんなで買い物へ行き、自分で作って食べます。
生活の一部である料理を自分で作ることは、家庭内での役割を担うことができる可能性を育てることでもあります。
家にひきこもりがちな人は、家族や他人から思われている以上に自分のことを「働かないのに食べてばかりいる」と思い苦しんでいることがあります。
そんな状態ですが、家庭内で週に1度でも料理を担当したり、洗濯や掃除を手伝うことで上記の気持ちを緩和したり、自立への一歩を踏み出したりできることを期待しています。
みんなおいしそうに食べてましたよ!
自分でできたね!よかったね!