可能性に満ちたバトンを渡したい
七代先の子孫まで持続可能な社会を目指して
当法人の目的は「七代先の子孫までも持続可能な社会を築く」ことです。そしてその方法として「すべての個人とその地域が持つ可能性を引き出し、活かせる機会を創出する」ことを目指しています。
ますます広がる格差社会、宗教や信条で分断されつつある社会。今もどこかで起きている紛争、戦争。資源の奪い合い。進む環境汚染、気候変動。
このままではとても持続可能な社会とはいえません。次の世代にバトンを渡すなど到底できないのではないでしょうか?
行き過ぎた消費社会は大量の資源を必要とし、世界中の人が日本人と同じ生活をすると地球がおよそ2.5個も必要というデータがあります。
そんな中で人間もその消費社会を支える部品の一つとして、社会に出て働いてたくさんお金を稼ぎ、たくさん消費をすることが求められています。
たくさんお金を稼ぐ。そのために競争を余儀なくされる社会。そして競争に勝った人が評価を得る一方で、その礎となり搾取される人たちがいる。
競争社会に馴染めずひきこもったり、生きづらさを抱える人たちがいる。それは自己責任なのでしょうか?
私はそうは思いません。これらは人間が作り出した問題であり、解決できる可能性を持つのもまた人間です。
ですが日本を、世界を見渡せば、その人間が持つ可能性を活かせずに悩んだり、苦しんだりしている人たちがいます。
日本という国が今まで行なってきた教育のあり方や、高度経済成長期を支えてきた世代の持つ価値観は、今の日本の社会が個人に求める生き方に影響を及ぼし、グローバル化が進み変化する価値観、社会との間に摩擦を起こしています。
ひきこもっている人は、変化する価値観や日本の社会が求める生きかたと、自分の考える生きかたの差に葛藤しているのではないでしょうか?
人の数だけ生きかたがあります。大切なのは現実を見据えながら自分がどう生きたいかを決めることです。
様々な考えや生きかたを私たちと共に学び、考え、自分で選んで次の一歩へ踏み出していく。そこに新しい可能性が広がります。
持続可能な社会を築くため、個人が、地域が、社会が持つ可能性を信じ、広げる活動をする。
それが私たち「一般社団法人コブル」です。
一般社団法人コブル(CO-BLUE) 代表理事
ひきこもり支援相談士認定協議会 会員
ひきこもり支援相談士 中尾 貞人